海南地域に栄えた最初の文化は新石器文化である。青銅器時代の遺跡としては、支石墓と貝塚などが発見されている。 郡の名称は、高麗時代に海南県とされたが、朝鮮時代、高宗32年(1895)の管制改革で海南県から海南郡と改名され、全南で最大の郡となった。地域的に小白山脈の端に位置し、丘陵地帯を形成しており、温和な海洋性気候で農業と漁業に最適の天恵の地である。