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海南の干潟
全羅南道の干潟面積は1054.1平方キロメートルである。全羅南道は地形上、西海と南海を含んでおり、海南郡の海南カクを基準として西海岸と南海岸に区分される。
この地域は、陸地の近くの小さい湾などと大小の島々が散在し比較的複雑な様相を帯びていて、全羅南道の南海を行政区域別に区分すれば海南郡、海南カクの東側を含む莞島郡、康津郡、高興郡、麗川郡地域に分けられる。海南郡と康津郡は陸地海岸に沿って干潟が分布しており、莞島の北側と隣接した海南郡の陸地海岸には比較的広い干潟が分布している。
干潟海南は日本帝国時代以後、10個所余りの大小の干潟が干拓されて残っている干潟の面積は総49.2平方kmで干拓面積は約250平方kmを超える。海南の北平面の干潟で海水1リットルに対する干潟のCOD改善効果に関する実験では1997年9月には0.16mg/l、12月には0.12mg/l、翌年3月には0.23mg/lで、CODを減少させる干潟の浄化能力が明らかになった。1997年、西南海岸の干潟調査では海南郡の花源面の干潟地で燐(P)の含有量が最も低く現れ、山二面の干拓地で全窒素(T-N)と有機物含有量が高く現れた。
浮遊植物の分類群別出現は、山二面の干拓地が20種、花源面干潟地が42種で、花源面干潟地で最も多くの植物が出現した。したがって植物と底棲生物の指標に基づく時、海南の干潟の状態が最も良く、生物の種の多様性が最も高いと見ることができる。
